卒業生からのメッセージ
卒業生からのメッセージ
- 世界が恋する海 座間味村での保健師活動
- 第34期卒業生(看護保健学科) 三宅 裕太 さん
- 座間味村役場勤務(保健師)
- 諦めなければ、夢は叶う!
- 第35期卒業生(看護学科) 福沢 瑞季 さん
医療法人社団親和会 共立病院勤務(看護師)
将来の選択肢を広げる4年間
必要に応じてサービスを利用しながら地域のつながりを活かすことで病気を予防し、少しでも長く島で自分らしい生活を続けられるよう支援していくことにやりがいを感じます。
具体的には、地域課題を分析して、課題解決のための事業を考案したとしても、事業を実施するためには実施要綱の作成、予算の確保、地域住民に周知するためのポスター作成といった事務的なスキルが必要です。
また、地域住民に介護保険制度や成年後見制度などの福祉サービスが必要であると分析しても、制度を利用するためには制度内容について地域住民へわかりやすく説明して納得していただく説得力、申請書の案内や申請書受付後の電算入力などの事務手続きの知識が必要です。
在学中に経験した、発表資料の作成やプレゼンテーション、健康教室の運営などは専門職としての知識を最大限に活かすための訓練になっていたと感じます。
行政保健師として地域で活動することを目指すなら、地域支援事業などの専門的知識に加えて、それらを運営するための事務手続きや予算管理、ポスター作成などのスキルを獲得することで、より確実に地域の健康を推進し病気を予防できると考えます。
諦めなければ、夢は叶う!
また、オープンキャンパスに参加した際の印象ももう一つの理由です。先生方や先輩方にとても優しく接していただいたこと、そして中央看護のことを丁寧に教えてもらったことが今でも印象に残っています。
さらに、クラスメイトと力を合わせて看護師を目指していることも伝わってきて、私もこの学校で、クラスメイトになるであろう仲間とともに看護師を目指したい、看護について学びを深めたい、と強く思いました。
卒業して3年が経った今でも、(専)京都中央看護保健大学校に入学して良かったなと心から思っています。
看護は奥が深く、学ぶことがとても多いため簡単に理解ができる学問ではありません。
私は授業が終わる度に仲間と一緒に図書室に通って勉強しました。
一人では理解しにくいことでもみんなと教え合いながら学習すると理解が深まります。
学内実習でも、どんな看護をするべきか、どんな報告が必要なのか、などをみんなで話し合い、考え、学んできました。
“仲間がいるから自分も頑張ろう” そう思える環境が私の成長の糧だったと思います。
目標に向かって4年間を乗り越えた仲間は今でも大切な友達です。
そんな仲間に出会えたのも(専)京都中央看護保健大学校に入学したからだと思っています。
私は現在、介護医療院病棟で勤務していますが、1年目は透析室で勤務していました。
透析看護と病棟看護では業務の内容や看護の視点が違うため、変わった当初は日々勉強の毎日でした。
ですが、中央看護で学んだ看護技術や看護の視点のおかげで自信をもって仕事をすることができました。
今思えば、学生時代は理解することや技術を習得することに苦戦していました。
しかし、そこを乗り越えたからこそ自信をもって行動することができたのではないかと思っています。
受験生の皆さん、看護学校に入学するとつらいときやしんどいときが必ずあると思います。でも諦めず、仲間とともに素敵な看護師を目指して頑張ってください。
諦めなければ、必ず夢は叶えられます。
先輩として応援しています。